一心不乱の境地。食べる力で、勝負する。

大相撲力士 第75代横綱

大の里 泰輝

2025.8.8


破竹の勢いで番付を駆け上がり、ついに横綱へ。
いま最も注目される力士・大の里関。土俵では圧倒的な力強さを見せる一方、素顔はうどん好きの一面も。今回は、幼少期の思い出から、丸亀製麺の魅力、そして横綱としての抱負まで、たっぷりと語っていただきました。

小さい頃から、うどんがそばにあった

大の里関は、うどんは食べられますか?

はい、うどんも好きですね。地元の石川県は特にうどんが特産というわけではないのですが、小さい頃から、両親が共働きだったこともあって、すぐに作れてお腹も満たせるうどんが食卓の定番でした。

丸亀製麺に行かれたことはありますか?

地元でも家族とよく行ってましたね。大きな釜揚げうどんを頼んで、みんなで囲んで食べたりしていました。湯気と一緒に立ちのぼる香りとか、もっちりした麺の食感とか、小さいながらに“特別なうどん”という印象がありました。
今も部屋の近くに店舗があって、自転車ですぐ行ける距離なので、稽古後にふらっと寄ることもあります。

お気に入りの食べ方があると聞きました。

いつも「冷たいの」と「温かいの」を1玉ずつ頼んでいます。冷たいうどんのキリッとしたコシを味わったあとに、温かいうどんでホッとする。そのバランスがたまらないんです。
あとは、おにぎりかおいなりさんは絶対に頼みます。昔から変わらず、気軽に行けて、しっかり美味しい。そういうところが好きですね。

うどんもコシ。「唯一無二」を求めて

初土俵から13場所での横綱昇進は昭和以降、史上最速ですが、その快進撃の原動力はどこにあるのですか?

一番大きいのは、やはり部屋の環境です。相撲部屋というのは東京を拠点にしているところが多いのですが、二所ノ関部屋は茨城県の静かな場所にあって、土俵も2面ある。相撲に集中できる環境だからこそ、自分自身とも向き合えるし、稽古にも真っ直ぐ取り組める。そこが大きな支えになっていると思います。

大の里関を表すキーワードといえば、口上でも述べられていた「唯一無二」ですが、丸亀製麺に「唯一無二」を感じるポイントはありますか?

「すぐに食べられる」のがいいですね。せっかちな性格なので(笑)、お腹が空いたと思ったらすぐ行けて、すぐに出てくるのは本当にありがたいです。セルフスタイルって、スピードも自由度もあって、自分のペースで食べられるからストレスがない。回転も早いですし、あの安心感は他にないです。
いろいろなお店のうどんがありますけど、僕は丸亀製麺のうどんが一番好きですね。

ちなみに、丸亀製麺のうどんが一番好きな理由はなんですか?

とにかく「麺」が本当に美味しい。それぞれのお店で麺を手作りしていることもあって、コシがすごいんです。あの「麺」の美味しさにハマっています。

相撲と同じ、「コシ」が大事なんですね。

はい、まさにそうですね。

25年の年月を重ねた
こだわりの一杯と横綱道

大の里関が感じる丸亀製麺のおすすめポイントがあれば教えてください。

とにかく美味しい。それに尽きますね。どんな気分のときもツルッといけますし、リーズナブルで、時間もかからずに、これだけ美味しいものが食べられるのはすごいなと思います。

丸亀製麺は25周年ということで、ぜひ同い年の大の里関からメッセージをいただきたいのですが。

同じ年に生まれたご縁で、こうして周年記念の企画に関われたことは本当に光栄です。丸亀製麺さんも、僕も、それぞれの土俵で努力してきた結果がありますから、これからも変わらず、人を笑顔にできる存在でいてほしいです。

では最後に、横綱としてのこれからの意気込みを聞かせてください。

ここがゴールではないので、番付の重みを受け止めながら、一番一番に真摯に向き合っていきます。見ている人に力を届けられるような相撲を目指して、これからも成長を続けたいと思います。

これからのご活躍に微力ながら丸亀製麺もお力添えできればと思います。

ありがとうございます。これからも変わらずお店を利用させていただきます。

PROFILE

大の里 泰輝(おおのさと・だいき)

2000年生まれ、石川県出身の大相撲力士。二所ノ関部屋所属。学生時代は日本体育大学で活躍し、アマチュア横綱のタイトルを獲得。2023年5月場所で初土俵を踏んでからわずか7場所で幕内最高優勝を果たすなど、圧倒的なスピードで昇進し、2025年には第75代横綱に昇進した。突き押しを主体とした豪快な取り口で、多くの相撲ファンを魅了している。